KVM
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目次
覚え書き
KVM ホストの外からゲストコンソールへ Spice 接続
下記のように XML を変更する。
# virsh edit <domain> ... - <graphics type='spice' autoport='yes'> + <graphics type='spice' autoport='yes' listen='0.0.0.0'> <listen type='address'/> </graphics>
ゲストを起動して、ポート番号を確認。
# virsh domdisplay <domain> spice://localhost:5901
ホストで 590X 番ポートへの接続を受け付けるようにして、virt-viewer 等で接続する。
ISO イメージを接続する
virt-manager (GUI) を使用できない場合、virsh に専用のコマンドがないので、 virsh edit を使用する必要があるようだ。
# virsh edit <domain> ... <disk type='file' device='cdrom'> <driver name='qemu' type='raw'/> <source file='/mnt_vmware/isos/CentOS-4.8-x86_64-binDVD.iso'/> ★追記 <target dev='hdc' bus='ide'/>
CD-ROM ドライブの追加
CentOS 6 の virt-manager では、なぜか CD-ROM ドライブを追加できない。 そのため、virsh edit で以下の XML を追記する。
# virsh edit <domain> ... <disk type='file' device='cdrom'> <driver name='qemu' type='raw'/> <target dev='hdc' bus='ide'/> <readonly/> </disk>
ディスクイメージの変換
- vmdk から qcow2 に変換する場合
# qemu-img convert -O qcow2 /path/to/image.vmdk /path/to/image.qcow2
この変換は結構時間がかかる。2.8 GB 使用のディスクイメージで 40 分ほど。
- vmdk から raw に変換する場合
# qemu-img convert -O raw /path/to/image.vmdk /path/to/image.raw
こちらは元ファイルがキャッシュに載っていれば数秒で完了するので、 実質はディスク I/O の時間がほとんどかと。
ドメイン名の変更
最近は virsh domrename というコマンドがある。
ドメインをシャットダウンした状態で、/etc/libvirt/qemu にある 対象のドメインの XML ファイルの名前を変更する。(不必要かも)
# cd /etc/libvirt/qemu # mv test.xml myserver.xml
XML ファイルの /domain/name を書き換える。
# vi myserver.xml <domain type='kvm'> <name>myserver</name> <uuid>...
libvirtd サービスを再起動し、名前が変更されていることを確認する。
# service libvirtd restart libvirtd デーモンを停止中: [ OK ] libvirtd デーモンを起動中: [ OK ] # virsh list --all Id 名前 状態 ---------------------------------- - myserver シャットオフ