Autofs
提供: Wikinote
使用するときだけ自動でマウントし、使わなくなったら自動でアンマウントしてくれるサービス。 ぢみーな機能すぎて存在すら知らなかったので、お詫びに 1 ページ作ってやる。
設定
NFS をマウントしてみる。NFS サーバとして以下が用意されているとする。
192.168.8.1:/share/nfs
/etc/auto.master が autofs のメインの設定ファイルだが、これに直接書き込むのはおこがましいので、 /misc 配下にマウントポイントを作るべく /etc/auto.misc を編集することにする。 (別に /etc/auto.master を編集してはいけないわけではないので悪しからず。)
とりえあず以下を追加してみる。
testnfs -fstype=nfs 192.168.8.1:/share/nfs
設定を読み込ませる。
# service autofs reload maps を再読み込み中
ls /misc をやっても何も表示されないのに、 ls /misc/testnfs を実行すると NFS マウントされて内容のリストが表示される。 アクセスしなければ、数分で自動的にアンマウントされるようだ。
[root@centos52 ~]# ls /misc [root@centos52 ~]# ls /misc/testnfs Users_Guide for_wikinote upload.php [root@centos52 ~]# ls /misc testnfs
覚え書き
強制的にアンマウントするには
automount デーモンがシグナル USR1 を受け取ると、autofs マウントしているファイルシステムのうち 現在使用されていないものすべてをアンマウントする。と man automount に書いてある。
[root@centos52 ~]# ls /misc/ testnfs [root@centos52 ~]# pgrep automount 5612 [root@centos52 ~]# kill -USR1 5612 [root@centos52 ~]# ls /misc [root@centos52 ~]#
ふむ、確かにアンマウントされた。