VNC
提供: Wikinote
あっさり使えた VNC に感動したので記しておく。
サーバ:CentOS 5、クライアント:Mac OS X Snow Leopard
サーバ側
CentOS 5 の場合
vnc-server パッケージがインストールされていれば良い。 なければ yum か このへん から取ってきてインストールする。
[root@lab ~]# rpm -qa | grep vnc vnc-server-4.1.2-9.el5
使用するユーザの設定を行う。/etc/sysconfig/vncservers に以下を追加する。 設定の詳細は man Xvnc を参照のこと。
VNCSERVERS="2:hagio" VNCSERVERARGS[2]="-geometry 1280x1024 -rfbport 12345" # これはお好みに応じて。
ユーザ hagio になり、VNC のパスワードを設定する。
[hagio@lab ~]$ vncpasswd
設定が終わったら、vncserver を起動する。
# service vncserver start
起動時に自動的に vncserver を起動するようにする場合は、例によって以下を実行する。
# chkconfig vncserver on
vncserver を終了すると、~/.vnc/xstartup が作成されているので、 KDE を起動するように修正する。xterm もいらないのでコメントアウトしておいた。
# service vncserver stop
$ vi ~/.vnc/xstartup : #xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" & #twm & exec startkde
GNOME の場合は、exec gnome-session
らしい。(未確認 確認済み)
クライアント側
Mac OS X
Snow Leopard なら特に設定はいらない。
- Snow Leopard なら、Finder で ⌘K、あるいはメニューから「移動」→ 「サーバへ接続...」する。
- サーバアドレスに
vnc://ホスト名:12345/
と入力して接続。- -rfbport オプションを指定していないなら、ポート番号は (5900 + ディスプレイ番号) である。
- パスワードを聞かれるので入力して接続。
RHEL
vnc パッケージに入っている vncviewer を用いる。
Windows
RealVNC というソフトを利用する。 インストール後、VNC Viewer で "ホスト名:ポート番号" へ接続すればよい。
なお、デュアルディスプレイに対応していないようなので注意。(いったん終了すれば元に戻る)