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2011年2月26日 (土) 16:29時点における版
RHEL の vsftpd について。
設定
/etc/vsftpd/vsftpd.conf で設定を行う。
デフォルト設定
RHEL5 のデフォルト設定は以下の通り。
# "anonymous" でのログインを許可するかどうか。"ftp" でもログイン可能になる。 # デフォルトでは、ftp ユーザのホームディレクトリ /var/ftp に chroot される。 anonymous_enable=YES # /etc/passwd にあるローカルユーザのログインを許可するかどうか。 local_enable=YES # ファイルシステムを変更するような FTP コマンドを許可するかどうか。 write_enable=YES # ローカルユーザが生成したファイルの umask 値。 local_umask=022 # ディレクトリを移動した際に、ディレクトリの .messages の内容を見せるかどうか。 dirmessage_enable=YES # ログファイルにアップロードとダウンロードのログを記録するかどうか。 xferlog_enable=YES # PORT でのデータ接続でサーバが送信もとポートに 20(ftp-data) を使用するかどうか。 connect_from_port_20=YES # wu-ftpd と同様の標準的なフォーマットで記録するが、読みづらい。 xferlog_std_format=YES # vsftpd 自身で接続を受け付けるかどうか。xinetd などから起動する場合は NO。 listen=YES # vsftpd が使用する PAM サービス名 pam_service_name=vsftpd # ログインを許可するあるいは拒否するユーザを userlist_file から読み取るかどうか。 userlist_enable=YES # tcp_wrappers のアクセス制御を使用するかどうか。 tcp_wrappers=YES
記載されていないデフォルトの設定を含めると、アクセス制御は以下の通りとなる。
- anonymous, ftp ユーザはログイン可能 (/var/ftp に chroot される)
- ローカルユーザはログイン可能 (chroot されない)
- しかし、/etc/vsftpd/user_list あるいは /etc/vsftpd/ftpusers に記載されているユーザはログイン不可
- 前者は、デフォルトで
userlist_deny=YES
のため。 - 後者は、PAM で拒否リストとして使用されているため。
- 前者は、デフォルトで
- しかし、/etc/vsftpd/user_list あるいは /etc/vsftpd/ftpusers に記載されているユーザはログイン不可