「SLES」の版間の差分
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=== 設定 === | === 設定 === | ||
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+ | そのため、多くの設定ファイルの形式が統一されていて、慣れれば RHEL よりも使いやすそう。 | ||
+ | ちなみに、RHEL では system-config-* というスクリプトが大量にあり、これらは GUI でしか動作しない。 | ||
+ | Linux に慣れていない人にとっては、SUSE の方が親切に思えるだろう。 | ||
=== 動作・コマンド === | === 動作・コマンド === |
2009年12月4日 (金) 21:27時点における版
RHEL の対抗馬、SUSE Linux Enterprise Server に関するページ。
RHEL とのあまりの違いに、それぞれページを作ってしまいました。 hagio は RHEL がメインなので、相違点などを中心に書いていきます。 今は openSUSE 10.3 のみです。
RHEL との相違点
インストール
- 文字が小さい
- 設定可能な項目が RHEL よりかなり多い
- デフォルトのパーティション分割では /boot を分けない (これ驚いた)
設定
- 設定ファイルが全然違う…
基本的には、yast というコマンドを利用して設定を変更するようだ。(これは GUI でも CUI でも動作する。) そのため、多くの設定ファイルの形式が統一されていて、慣れれば RHEL よりも使いやすそう。 ちなみに、RHEL では system-config-* というスクリプトが大量にあり、これらは GUI でしか動作しない。 Linux に慣れていない人にとっては、SUSE の方が親切に思えるだろう。
動作・コマンド
- VMware 上で動かした場合、ホストから見て CPU 利用率が異様に少ない
Celeron 430 だと RHEL 4, 5 は常時 5 〜 10 % は vmware-vmx が占有することになるが、 SLES だと 1 % にも満たない。これ、推測だけどタイマ割り込みが関係してそう。
通常、(というか RHEL 4, 5 では) タイマ割り込みが 1 秒間に 1000 回ある (HZ=1000)。
[hagio@centos47 ~]$ cat /proc/interrupts | grep timer; sleep 1; cat /proc/interrupts | grep timer 0: 258155 IO-APIC-edge timer 0: 259170 IO-APIC-edge timer
SLES では…
hagio@suse103:~> cat /proc/interrupts | grep timer; sleep 1; cat /proc/interrupts | grep timer 0: 359 IO-APIC-edge timer 0: 359 IO-APIC-edge timer
どうなってんの?(HZ は 250 らしい。)
そのせいかはわからないが、時刻が鬼のようにズレる。
suse103:~ # less /var/log/ntp : 14 Apr 22:25:02 ntpd[14179]: time reset -0.632726 s 14 Apr 22:28:29 ntpd[14179]: synchronized to LOCAL(0), stratum 10 14 Apr 22:30:23 ntpd[14179]: synchronized to 192.168.8.1, stratum 3 14 Apr 22:45:21 ntpd[14179]: time reset -0.639597 s 14 Apr 22:48:40 ntpd[14179]: synchronized to LOCAL(0), stratum 10 14 Apr 22:50:47 ntpd[14179]: synchronized to 192.168.8.1, stratum 3
環境
- オレのお気に入り
alias ..='cd ..'
がデフォルトで設定されている!- 設定ファイルは /etc/bash.bashrc
- それを上回る
alias ...='cd ../..'
なんてのもデフォルト - バージョン確認は /etc/SuSE-release
suse103:/etc # cat /etc/SuSE-release openSUSE 10.3 (i586) VERSION = 10.3