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2009年5月10日 (日) 13:49時点における版
動作・仕様
UDP と TCP
DNS の通信には、通常 UDP が用いられる。 ただし、UDP データグラムが 512 バイトを超えるような通信 (応答) が必要となった場合、TCP による通信が行われる。
- クライアントは UDP にてクエリをサーバへ送信する。
- (512 バイトを超える場合) サーバは UDP にて、ヘッダ部の TC ビットを 1 にセットした回答をクライアントへ送信する。
- クライアントは、TCP にてサーバへ接続し、クエリを送信する。
- サーバは、回答をクライアントへ送信する。
したがって、iptables などでパケットをフィルタリングしている場合、UDP/TCP ともに 53 番ポートを通す必要がある。