「Grep」の版間の差分
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2010年3月24日 (水) 07:32時点における最新版
Tips
激速!! 再帰的パラレル grep
ディレクトリ配下の大量のファイルを再帰的に検索する場合、普通は以下のように -r オプションを使用する。
$ grep -r PATTERN TARGET_DIR
CPU コアを複数搭載している PC の場合、xargs の -P オプションを使用して、grep を同時に複数起動すると検索が高速になる。
[4 コアの場合] $ find TARGET_DIR | xargs -P 4 grep PATTERN
and/or 検索
and 検索をしたい場合は、grep に 2 度かける。
$ cat hoge.txt | grep hoge | grep fuga
順序を考慮した and 検索をしたい場合は、正規表現を使う。
$ cat hoge.txt | grep "hoge.*fuga"
or 検索をしたい場合は、-e オプションでパタンを羅列すれば良い。
$ ifconfig | grep -e "^\w" -e inet
あるいは、egrep を使う。
$ ifconfig | egrep "eth|lo"
検索文字列をハイライト表示
.bashrc に以下を追加しておく。
export GREP_COLOR='1;37;41' alias grep='grep --color=auto'
ファイル名付き cat
例えば、/proc や /sys 中の情報を一覧表示したい場合、単なる cat だと、何がなんだかわからない。
$ cat /proc/sys/net/core/* 64 10 5 300 1000 :
こういうときは、grep で空文字を検索すればよい。
$ grep "" /proc/sys/net/core/* /proc/sys/net/core/dev_weight:64 /proc/sys/net/core/message_burst:10 /proc/sys/net/core/message_cost:5 /proc/sys/net/core/netdev_budget:300 /proc/sys/net/core/netdev_max_backlog:1000 :
また、grep ではないけれど、head や tail を使うと、ファイル名がタイトルっぽく表示される。
$ head /proc/sys/net/core/* ==> /proc/sys/net/core/dev_weight <== 64 ==> /proc/sys/net/core/message_burst <== 10 ==> /proc/sys/net/core/message_cost <== 5 :